悪魔の彼




「それで、そのあとすぐに噂は世界中を駆け巡って、フランテ様の評判はまさにうなぎ登り!……」



「あの、話し中にゴメンね。もう見えてきたの。」





あの懐かしい赤い屋根の家が見えてきたのだ。


とうとう彼女に会う日がきた。これでまた、イアを助ける道に一歩進める。




そう思いながら、二人は扉の前に降り立った。









< 206 / 400 >

この作品をシェア

pagetop