素敵な上司とキュートな部下
「さてと、どこへ行きましょうか?」


志穂達のマンションから出ると、すぐに大輔は加奈子にそう聞いた。


「帰るんじゃないの?」

「そんな訳ないじゃないですかあ。もったいない……」

「もったいないって……」


(どういう事? 嶋田君の考えがさっぱり分からないんだけど……)


「取り敢えず駅に行きましょう? それにしても暑いですね……」

「確かに……」


真夏の強い陽射しが容赦なく二人に照り付け、じっとしてると溶けてしまうんじゃないか、というぐらいに暑かった。


数分で二人は駅前に着いた。


「取り敢えず涼しい所に入りませんか?」

「いいわよ?」


という事で、二人は駅前のカフェに入って行った。入るなり冷んやりした空気に出迎えられ、ホッとする二人であった。

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