『一生のお願い、聞いてよ。』





「ねぇ、先生?」

先生『なに?』

「あたしさ、ずっと、先生のこと…」

先生『おい』

「なに?」

先生『俺はお前の家庭教師だ』

「うん」

先生『で、お前は俺の生徒』

「…うん」

先生『お前は15歳で、俺は40』

「………」

先生『でも、お前を俺のモノにしたいと思ってしまう』

「うん…え?」




先生の言葉に耳を疑った。




先生『いつからかはわかんね。でも、いつの間にかお前に会うのが楽しみになってたし、何も気にせず触れられたら、と思ってしまう』




先生があたしの目をじっと見て、大きな手のひらがあたしの頬をそっと包んだ。



先生『お前、傷付くよ』

「あたし、先生の彼女になりたい」




先生の唇がそっとあたしの唇に触れた。





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