『一生のお願い、聞いてよ。』



ファミレスで、みんなとたくさん話したあと、真央のお母さんが迎えに来てくれて、家まで送ってもらった。


「ありがとうございました♪」



家について、真央のお母さんにお礼を言った。



真央『また明日ねー!』


真央と手を振ってバイバイしたあと、部屋に戻ってケータイを開くと、勇治からメールが来ていた。





<まだカラオケ?家帰ったらメールして♪>


メールはファミレスで真央と話してた時間くらいに来ていた。


<ごめん、ファミレス行ってた!今帰ったよ!>


メールを送ってお風呂に入った。

お風呂からあがると、勇治から返事が来ていた。



<お疲れ様!楽しかった?明日の放課後は俺に付き合ってくれない?>





(これは…もしや…デートのお誘い!!きゃ)



<楽しかったよ!ありがとう!明日、開けとくね!>


メールを返すと、すぐに返事が返ってきた。


<やった♪楽しみにしてる♪じゃあ、また明日♪おやすみ!>



あたしはおやすみ、とだけ返し、明日の準備を済ませてベッドに入った。




なんか、今日1日で、すっごく変わった。

なにもかも。

学校の退屈な時間も、下校時の孤独さも、放課後の暇な時間も、変わった。


全てがキラキラして見えた。


充実してる!って本気で思った。



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