『一生のお願い、聞いてよ。』


お母さんはすんなりOKしてくれて、駅前の進学塾に電話をしてくれた。


早速、今度の金曜日から塾に行くことになった。

勇治に伝えると、放課後一緒にあまり話せないけど、塾まで送るよと言ってくれた。



金曜日の放課後、勇治と一緒に駅前まで歩いた。



勇治『塾かー、がんばれよー』

「くそだるいけどねー」

勇治『りょうが塾行ってる間、俺も家で勉強するわ!』

「うん!」




塾について、勇治とバイバイした。




塾のドアを開けて、靴を脱いで階段を上がった。




あたしがキョロキョロしていると、男先生が近付いてきた。




先生『今日から通う原中さん?』

「あ、そうです、原中りょうです」

先生『はじめまして、原中さんの担当の佐伯です。よろしくね』



佐伯先生はあたしに手を伸ばして握手を、求めてきた。



握手をした。



佐伯先生のは大きくてゴツゴツしてて、大人!って感じだった。


あご髭がダンディーなイケメン先生でラッキーって思った。



早速勉強をはじめたけど、佐伯先生の教え方がすごく上手で、問題がすらすら解けて、生まれて初めて勉強が楽しいって思った。


< 89 / 159 >

この作品をシェア

pagetop