はじまりは政略結婚
だけど、体を曲げてでも抱え込んでいる私から奪うのは難しいらしく、その間にも番組は進んでいく。
すると、テレビから智紀の声が聞こえてきたのだった。
「それは、いろいろと……。でも、みんな可愛い子が多かったですよ」
その答えと共に、番組内は「羨ましい」だの、「誰かを教えて、有名人?」だの盛り上がっている。
「可愛い子が『多かった』?」
呟く様に言ってしまった私の言葉を聞いて、智紀はテレビ本体の電源を切りに走った。
「最初から、こうすれば良かったんだ。せっかくゆっくり出来るんだから、テレビなんてやめよう」
ホッとした様にため息を一つついた智紀は、私の隣に戻ってきた。
だけど、私はさっきの彼のテレビでの発言が気になって仕方ない。
『可愛い子』が『多かった』
今まで付き合った人が、里奈さんだけなくても納得出来る。
私には苦手に写っていても、他の女性から見れば、智紀は付き合いたい人だったのだろうから……。
『多い』にもショックだったけど、結局そこに『可愛い』がついて、なおさら凹んでしまった。
すると、テレビから智紀の声が聞こえてきたのだった。
「それは、いろいろと……。でも、みんな可愛い子が多かったですよ」
その答えと共に、番組内は「羨ましい」だの、「誰かを教えて、有名人?」だの盛り上がっている。
「可愛い子が『多かった』?」
呟く様に言ってしまった私の言葉を聞いて、智紀はテレビ本体の電源を切りに走った。
「最初から、こうすれば良かったんだ。せっかくゆっくり出来るんだから、テレビなんてやめよう」
ホッとした様にため息を一つついた智紀は、私の隣に戻ってきた。
だけど、私はさっきの彼のテレビでの発言が気になって仕方ない。
『可愛い子』が『多かった』
今まで付き合った人が、里奈さんだけなくても納得出来る。
私には苦手に写っていても、他の女性から見れば、智紀は付き合いたい人だったのだろうから……。
『多い』にもショックだったけど、結局そこに『可愛い』がついて、なおさら凹んでしまった。