はじまりは政略結婚
「海里ってば、本当にかっこいいー!」
仕事の昼休憩、社内でお弁当を食べていると、雑誌を広げていた竹内さんが急にそう言って、思わずむせてしまった。
「竹内さん、海里のファンなんですか?」
聞かずにはいられず、お弁当ごと彼女の隣に移動する。
部屋には他に2人の先輩がいて、彼女たちも興味津々で雑誌を覗き込んで、感嘆の声をあげていた。
「もちろん大ファンよ。華やかでイケメンなのに庶民的で……。それより、このネックレス、何か意味があると思う?」
「え?」
竹内さんが指差したのは、海里の対談記事で、1ページ分彼の全身写真が掲載されている。
カメラ目線だからか、海里に見られている感じがして、すぐに視線をずらした。
そして、竹内さんが指摘する胸元を見て息をのむ。
そこには、あのペアリングのネックレスが写っていたからだ。
「なーんか怪しいのよね。指輪がチャームって、珍しくない? もしかして、海里って恋人がいるとか⁉︎」
しかめっ面を向けられ、無意識に首を横に振っていた。
仕事の昼休憩、社内でお弁当を食べていると、雑誌を広げていた竹内さんが急にそう言って、思わずむせてしまった。
「竹内さん、海里のファンなんですか?」
聞かずにはいられず、お弁当ごと彼女の隣に移動する。
部屋には他に2人の先輩がいて、彼女たちも興味津々で雑誌を覗き込んで、感嘆の声をあげていた。
「もちろん大ファンよ。華やかでイケメンなのに庶民的で……。それより、このネックレス、何か意味があると思う?」
「え?」
竹内さんが指差したのは、海里の対談記事で、1ページ分彼の全身写真が掲載されている。
カメラ目線だからか、海里に見られている感じがして、すぐに視線をずらした。
そして、竹内さんが指摘する胸元を見て息をのむ。
そこには、あのペアリングのネックレスが写っていたからだ。
「なーんか怪しいのよね。指輪がチャームって、珍しくない? もしかして、海里って恋人がいるとか⁉︎」
しかめっ面を向けられ、無意識に首を横に振っていた。