車椅子から見える愛


確かに今現在、かりんは寝たきりである。恵ちゃんのお母さんの言った通りに?


でも、あの時点では寝たきりになるのかどうかはわからなかったはずなのだ。


私があまりにも呑気そうにしていたからだろうか?幸せそうにしていたのだろうか?だから一言言ってあげたくなったのか?覚悟しなさいよ。そう言いたかったのか……


あのときにはかりんが障がい児とは夢にも思っていなかった。けいれんが収まれば普通に成長すると信じて疑わなかった。


障がい児専門の病院に入院しているのに!私は馬鹿な親なのだろうか……


でも言葉にしたことはない。
かりんは障がい者にはならないとか、そんな言葉は。


ただ、ほんとに先のことは考えていなかったのだ。


< 338 / 467 >

この作品をシェア

pagetop