風に恋して:番外編
「何を考えていた?」
「え……?」

ルカを寝室のベビーベッドに寝かせて、ソファでくつろぎながらレオがリアの顔を覗き込む。

「中庭で。ボーっとしていただろ?」
「あ、うん……」

思わず視線を逸らすと、クッと顎を持ち上げられた。額がコツンと合わさって、すぐに唇が落ちてくる。

リアの気持ちを探るようなレオの熱にじわりと溶かされていく。

リアがレオの背中に腕を回すと、レオは少し笑って……スッとリアの足をなぞった。

「――っ、レ――」

抗議が許されないのはいつものこと。

そのままソファに背中がついて、首筋に熱い吐息がかかった。

「レオ、お仕事っ――」
「後でいい」

そう言ったレオの手が、リアのドレスのリボンを解いた――
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