君の存在が笑顔になる
「どうしよう?ずっと誰も来なかったら…」


「おうちゃん、大丈夫。きっと来てくれる」


千太郎もきっと不安だったと思う。でも、私のために頑張ってくれた。


「桜香ー!千太郎!」


そして、ついにお父さんの声が聞こえた。


私と千太郎は隠れていたことを忘れて飛び出した。


「わーん、パパー!」


「おとーさん!」


迎えに来てくれたのはお父さんたちだった。

千太郎の家に遊びに行くと出て行った私をお母さんがお迎えに行って、2人がいないことが発覚した。

千太郎は私の家に遊びに行くと出て行ったから。


近くを探して見つからなかったお母さんたちはお父さんたちに連絡をしたそうだ。
< 9 / 256 >

この作品をシェア

pagetop