先輩は狼男?!
夜の顔?!
マンションに着き、鍵を開けると
「どうぞ」
そう言って大葉さんを中に入れた。
「おじゃましますー♪」
「何もないですけどゆっくりしていって下さい。」
男の人を家に入れたのなんて
2年ぶりだ。
「先にお風呂どうぞ。あ、これタオルとおとうさんのおいていったTシャツとズボンです。」
「さんきゅ。」
私はそのキラースマイルに何度惹かれただろうか。
大葉さんにお風呂にはいってもらってるあいだ
私は布団の準備をした。
「お風呂あがったぞー」
「はい!じゃぁ、私……」
振り向くと上半身裸の大葉さんがたっていた。
一気に顔が赤くなるのがわかる。
「ん?どしたの?」
いつもと違うスマイルで私をみつめる。
なんか、さっきからたくらんでるようなないような顔をしてる気が…
まぁ、酔ってるって言うのもあるのかな。
「あの大葉さんそこに布団あるんでそこで寝て下さいね(^ー^)」
「おう、ありがとな。」
そう言って大葉さんが、一歩踏み出した瞬間。
大葉さんの足に私の足が引っかかり
私たちは床へ倒れていった。
「っ…いたた…」
目を開けると目の前には私におおい被さってる
大葉さんがいた。
「!!//////大葉さん…」
いつまでたってもどこうとしないから
大葉さんのかおをみると
見事に視線があってしまった。
「あ、あのどいてもr…」
「やっと目があった。」
「え?」
「お前全然目合わせてくれないし。」
何を行ってるの?
なんか急にかわってない?
「そろそろどいてもらえますか?」
「お前鈍すぎ。まぁいいや、直にわかるだろーし。」
明らかにいつもの大葉さんとは違う。
ってかこの体制恥ずかしい…
赤くなった顔を隠しながら
被さってる大葉さんをどかして
急いでお風呂にむかった。
会社の時の『望月…』
と言い
『直にわかるだろーし。』
と言い……
なになになになにー!??
今になってパニックになってきた。
なにが……おこっているの?
私はその後数分間放心状態だった。