二重人格神様~金と碧の王~



「海鈴様の一族は、産まれながらに、二つの人格を持って産まれてくるわ。私達は、裏の人格をグレンって名前をつけて呼んでいるの。それで、大きくなるまでに、そのグレンに勝ち、自身が表の人格になるために、訓練されるわ。小鳥ちゃんがあったのは、裏の人格である、グレン様ってわけ」


「そう…なんですか。でも、そうなると、グレン君はどうなるんですか?」


「あの子はね、また、特別なの。小さいけれど、グレンを制御出来てる。けれど、見たでしょ?あの瞳。あのせいで、グレン様は悪魔って呼ばれてるの」


悪魔、そう言えば、グレン君、周りに悪魔って言われると言っていた。そういう、意味だったんだ。



「グレンを抑えるには力がいるの。最近の海鈴様は力が弱っていたから、グレンが出てきやすくなっているのね。彼は下弦の月夜になると力をまし、海鈴様を抑え出てくるわ。昨日、ちょうど、下弦の月だったから」


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