二重人格神様~金と碧の王~



「じゃあ、アレスが来るまでに、しっかりと着替えて置くように」


「は…はぃ」


1時間後、あのあと、しばらくベッドはしずみやっと解放されれば海鈴さんは着替え"任務に行く"といい、私はそれをシーツにくるまりながら、見送っていた。


「大丈夫?なんか、顔が呆然としているよ」

「え?あ、だ、大丈夫です…」


さっきの名残で、つい、呆然としてしまった。



「そう。なら、いいけど。じゃあ、また、夜に」


「はい。気を付けて下さい」


彼を見送り、姿が見えなくなってからドアをしめ、そのままベッドに倒れ込んだ。




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