[完]バスケ王子に恋をして。
「ふぅー……」
緊張するなー……。
___ピンポーン
「はーい」
相変わらず呑気な声が聞こえて安心する。
ーガチャッ
ドアが開いたその先には……
「っ……!!奈未!!」
「ただいま……ママ!!」
私は思わずママを抱きしめる。
「寒いでしょ?入って入って!!」
ママの明るい声で私は自分の家……いや、実家?に入る。
「あんまり変わってないね」
「そうね、変わったことと言えば……テレビが一台増えたことかな?」
「へー……」
何もかもが懐かしく思える。
こんなところで育ったんだなーって。
「帰ってくるなら連絡くれればよかったのにって携帯解約したんだっけ?」
「うん、ごめん……」
「何で謝るのよー?さ、座って座って!!ココアでもいい?」
「うん」
そういうとママはキッチンに消えて行った。
「はい」
しばらくするとママがココアを持って帰ってきた。
「ありがと……パパ何時に帰ってくる?」
「たしかー……今日は6時くらいに帰ってくると思うわよ?さっき奈未が帰ってきたって言ったから」
「そっか……ねぇママ?」
「ん?何?どうしたの?」
私は今日このことを伝えようと思ったのに……なかなか言葉にならない。
「あのね……今日私大事な話があるの」
「……え?」
「だから……パパにもそう言っておいて?」
「……わかったわ」
「じゃあ部屋行ってくるね?」
「えぇ……」
私は逃げるように階段を駆け上がり自分の部屋に飛び込んだ。
「はぁ……」
これから話すというのにもう心臓バクバク……
「大丈夫かな……」
なんて思ってたら睡魔がやってきて私は眠ってしまった。
___「……み……な……未……奈未!!」
ーパチッ
目が覚めると私はドアにもたれかかっていた。
「奈未!!パパ帰って来たわよー!!」
そっか……今家帰ってきてるんだったな……。
「うん、今行くー!!」
そういって私は重い体を持ち上げてリビングに向かった。
「おぉ、奈未!!元気だったか?」
リビングの扉を開けるとニッコリと笑っているパパと美味しそうな匂いが漂っていた。
「ただいま、ごめんね?連絡しなくて」
「別に大丈夫だよ」
「そっか……ご飯作ってくれたの?」
私はママに視線を変える。
「そうよ!!食べてから話すほうがいいかと思って……シチューでよかった?」
「うん、ありがとう」
それから私は家族3人でたわいのない話盛り上がった。
緊張するなー……。
___ピンポーン
「はーい」
相変わらず呑気な声が聞こえて安心する。
ーガチャッ
ドアが開いたその先には……
「っ……!!奈未!!」
「ただいま……ママ!!」
私は思わずママを抱きしめる。
「寒いでしょ?入って入って!!」
ママの明るい声で私は自分の家……いや、実家?に入る。
「あんまり変わってないね」
「そうね、変わったことと言えば……テレビが一台増えたことかな?」
「へー……」
何もかもが懐かしく思える。
こんなところで育ったんだなーって。
「帰ってくるなら連絡くれればよかったのにって携帯解約したんだっけ?」
「うん、ごめん……」
「何で謝るのよー?さ、座って座って!!ココアでもいい?」
「うん」
そういうとママはキッチンに消えて行った。
「はい」
しばらくするとママがココアを持って帰ってきた。
「ありがと……パパ何時に帰ってくる?」
「たしかー……今日は6時くらいに帰ってくると思うわよ?さっき奈未が帰ってきたって言ったから」
「そっか……ねぇママ?」
「ん?何?どうしたの?」
私は今日このことを伝えようと思ったのに……なかなか言葉にならない。
「あのね……今日私大事な話があるの」
「……え?」
「だから……パパにもそう言っておいて?」
「……わかったわ」
「じゃあ部屋行ってくるね?」
「えぇ……」
私は逃げるように階段を駆け上がり自分の部屋に飛び込んだ。
「はぁ……」
これから話すというのにもう心臓バクバク……
「大丈夫かな……」
なんて思ってたら睡魔がやってきて私は眠ってしまった。
___「……み……な……未……奈未!!」
ーパチッ
目が覚めると私はドアにもたれかかっていた。
「奈未!!パパ帰って来たわよー!!」
そっか……今家帰ってきてるんだったな……。
「うん、今行くー!!」
そういって私は重い体を持ち上げてリビングに向かった。
「おぉ、奈未!!元気だったか?」
リビングの扉を開けるとニッコリと笑っているパパと美味しそうな匂いが漂っていた。
「ただいま、ごめんね?連絡しなくて」
「別に大丈夫だよ」
「そっか……ご飯作ってくれたの?」
私はママに視線を変える。
「そうよ!!食べてから話すほうがいいかと思って……シチューでよかった?」
「うん、ありがとう」
それから私は家族3人でたわいのない話盛り上がった。