気まぐれ彼等とふわふわ猫
第二章

体育祭


“俺達空龍の仲間になれ”


そう言われて仲間になったあの日から一か月が経った。


朝は毎日一緒に学校に行って、授業に出たり。

屋上で他愛もない話をしたりして、学校が終わったら倉庫に行って話をしたり遊んだりして帰って寝る・・・そんな生活にも慣れてきた今日。


浩平「おー、お前ら体育祭の時期になったぞー」

「「「うぉーーーっっ!!」」」


浩ちゃんの言葉で騒ぎ出すクラスのみんな。

『体育祭・・・か・・・』


ぽつりと小さく呟いたのに浩ちゃんには聞こえたようで、

浩平「夢宇は初めてだよな?」

と言ってきた。
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