恐怖短編集
相手は大人で、自分はまだ高校へ通っているような年齢で、相手にされるわけがなかった。
それをわかっていたので、お客さんとして店に顔を出してくれるたびに、その人の妹のようになろうと、頑張った。
「見て見て、新作できたんだよ! これね私がアイディア出したの」
両手で、焼きたての丸いパンが乗っているトレイを持って、祐樹へ駆け寄る。
「夏海ちゃんが? すごいじゃないか」
それをわかっていたので、お客さんとして店に顔を出してくれるたびに、その人の妹のようになろうと、頑張った。
「見て見て、新作できたんだよ! これね私がアイディア出したの」
両手で、焼きたての丸いパンが乗っているトレイを持って、祐樹へ駆け寄る。
「夏海ちゃんが? すごいじゃないか」