恐怖短編集
東夜はある事を思っていた。
どんな形であれ、清水病院が今ここにあるのなら、あいつがまだ生きているかもしれない。
そう思うと、恐怖よりも先に取り合えず確認したい気持ちで一杯になる。
建物に近づいてみると、病院はあの頃のまま全く姿を変えずに建っている事が、あらためてわかった。
東夜は数回しか来た事がなかったが、それでも外観だけはよく覚えていた。
外観だけはよく覚えている、と言っても当たり前の事だった。
中に入った事は一度もないのだから。いつもここまで来ては、病院内へ入る事なく帰ってしまっていた。
そのため、東夜の記憶の中の清水病院はこの外観のみ。
あいつに、どうやって顔を見せればいいのか分からなくて、いつもあいつの好きなマンガやお菓子などを買ってきては、看護婦に渡してもらうように頼んだものだ。
どんな形であれ、清水病院が今ここにあるのなら、あいつがまだ生きているかもしれない。
そう思うと、恐怖よりも先に取り合えず確認したい気持ちで一杯になる。
建物に近づいてみると、病院はあの頃のまま全く姿を変えずに建っている事が、あらためてわかった。
東夜は数回しか来た事がなかったが、それでも外観だけはよく覚えていた。
外観だけはよく覚えている、と言っても当たり前の事だった。
中に入った事は一度もないのだから。いつもここまで来ては、病院内へ入る事なく帰ってしまっていた。
そのため、東夜の記憶の中の清水病院はこの外観のみ。
あいつに、どうやって顔を見せればいいのか分からなくて、いつもあいつの好きなマンガやお菓子などを買ってきては、看護婦に渡してもらうように頼んだものだ。