恐怖短編集
乱暴に脱ぎ捨てたため、制服が所所破れてしまう。


けれど、そんな事気にならないほどに、その制服は汚れていた。



制服の、黒く固まった汚れにそっと触れる。


布に染み込んだその汚れは、主の死を意味しているのだとすぐに理解できた。


「あ……あぁぁっ!」


激しい頭痛に、頭を抱えてうずくまる。


蘇る……。


よみがえる……。


……ヨ・ミ・ガ・エ・ル……。
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