+悪魔の咎め+





「あの…真剣な話なの。」


彼は口元をキュっとしめた。



「あぁ…分かってる。」




ほんとうに…分かってるのかな…





「とりあえず、お前は父親に連絡したのか?」


「ううん…まだ。」


「今すぐやれ、あっちも何かあったのかもしれねぇ。」





ドクンッ……ドクンッ……



お母さんっ……。


もし…また、私の周りから、誰かが…被害にあったのなら……。






「───大丈夫だ。」


「……。」


「連絡を急げ。」



コクンとうなずいた。




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