こっち向けよ





まるで本当の家族のような空間は心地良くて、眠いのに眠れないけど、悪くないと思う。



目を閉じているのに、鮮明に脳裏に浮かぶ母さんと舞の談笑している光景は、現実なのに想像だから夢のようにユラユラとしている。



自分でも気づかないうちに本当の夢に落ちていった俺は、次に目覚めたとき───



───今までが夢だったんだと思い知らされるとは思いもせずに…





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