こっち向けよ





関根と真逆へ走り出してすぐに気付く。



…家にケータイ忘れた。



今一番無くちゃイケないやつじゃねぇかよ!



「あ"~~~くそッ!!!」



踵を返す。



家からそう離れていないがこの雨だ。



もう服が湿ってきてる。



舞はもしかしたら傘をさそうともせず濡れているかもしれないんだ。



温めてくれるはずの時任もいない。



そもそも時任とはぐれたなんてあり得んのか?



すぐに着いた自宅。



制服を着た女子が見えた。



…関根?



違う…────





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