エンドロール
病室に入ると真っ先に目には入ったのは彼女の姿だった。
白いベッドに横たわる彼女の顔色は蒼白で、思わず息を呑んだ。
やせ細って今にも少し触れただけでぽきっと折れてしまいそうな細く痛々しい身体。
右腕の肘の内側には注射針が指されていて、そこから点滴台へとつながる管が付けられている。
その存在はがこのまま消えてしまうのではないかと思うくらい弱々しく儚いもののように見えた。
「この度は匿って頂いてありがとうございます。」
気だるげな身体をゆっくりと起き上がらせ、こちらに挨拶しようとするのを見て咄嗟にその身体支えて、彼女の楽な体制へと促す。