エンドロール
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とある洞窟の中で松明を片手に持ち、腰には剣を携えて、一本道を奥へ奥へと突き進む。
冒険者として探検するも床に仕掛けられたトラップに引っ掛かり、奥から大きな岩が転がり落ちてくる。
当たり前のように逃げるも思うようにスピードが出ない。
そして、目の前に壁が現れて左右前後の退路を断たれてしまう。
もうダメだと覚悟を決めた瞬間、突然ぱっちりと目を開いた。
さっきまで見ていた景色とは全く異なる風景に周りをキョロキョロと眼球だけを動かす。
目に飛び込んできたのは白い天井にサイドテーブルに置かれた短針が6を指しているニワトリ型の置き時計。
カーテンの隙間から差し込む爽やかな光が空気の層を白く照らしている。
あぁ夢の中にいたのだ理解するのにそこまで時間はかからなかった。