「視えるんです」
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その後、私たちは色々なところに行った。
その先々で私が視たモノは……子供ばかり。
チエちゃんと同じように交通事故で亡くなったり、病気で亡くなったり、そういう小学生くらいまでの子だった。
だけど、最初のおばあさんのところとは違い、みんなどこかの道路だったり、病院の前だったりで……誰かに依頼された、というわけではなく。
その場に居る霊と先生が話をして、『上』へと送る……。
依頼主は居ないので、当然無償。 先生が言う『タダ働き』というものだ。
亡くなった子供たちの話を聞くうち、私は胸が苦しくなり、ほろほろと涙がこぼれてしまった。
先生が言った『泣くかもな』は、当たったということになる。
恐怖ではない、涙だったが。
と、そんなこんなで。
先生の仕事が終わったのは、午後8時になる頃だった。