恋愛のやり直し方
そこには、ピョンピョンと跳ねる竜くんの姿。




「アイツはまったく」




大声が似合わないホテルの雰囲気にひと際目立つ竜くん。

シッシと手で払う友田を気にすることなくこちらへ走り寄ってくる竜くん。





まるで主に駆け寄る犬のように……








「センセ!無視しようとするなんて酷いです。俺待ってたんですけど」



「頼んでない」



「いやぁ、坂下さんがセンセは絶対にココでお茶して挨拶すっぽかす気だって言われて、張ってたんです」






フフっと鼻で笑う友田。


「有能な上司を持つと大変だね竜くんは」



「アハハハ……そうですね。でも、俺もその辺の素直な部下じゃないんで、ココ以外に身を隠す場所見つけておきました」





テヘヘと得意げに笑って友田を先導する竜くん。

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