恋愛のやり直し方
そんな私の内面をまるごとお見通しのような立花さんは、クスリと笑うと部屋の奥へ入って行った。





それがやけに癪にさわって、ドキドキする胸を押さえて何食わぬ顔で部屋へと上がり込む。




「お邪魔します」






友田の部屋と隣同士なのに、部屋の雰囲気は全く違う。
というか――






「ひ、広い……」





「なに?」




私の部屋がすっぽり収まってしまうのではないかと思ってしまう程広いリビング。
そして、リビング横にあるアイランドキッチン。

目の前には開けた眺望のデッキ。







「立花さん……やっぱりお金持だったんですね」




「なに?今さら」




「はい」と渡されたマグカップにはフワッと香るハーブティー

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