恋愛のやり直し方
「見ての通り新築マンション。まぁ、賃貸だけどね」





「……っ!」




もしかして、このマンションの一室に実が監禁されていたりするのだろうか。
だとしたら……




頭の中、Vシネマので見た画像が浮かぶ。







「た、立花さん……そりゃあ、実も悪いけど、それを許してた私も悪いわけで、実だけ一方的に……」





情けない声だっただけど、言ったことは本心。
だって、実だけが悪い訳じゃない


制裁を受けるなら、私だって受けなくてはいけない。






痛いのはいやだけど……









「はぁ?」





私の言葉に、立花さんの眉間のしわがギュッと寄り、視線が鋭くなった。
その視線がゆっくりと私に向けられると、ビクンと震えてしまった。







「あのさ、俺に向かって元旦那の擁護とかヤメテくれない?ちょっと不愉快」



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