恋愛のやり直し方
「そ、そりゃあ、立花さんの言っていることはごもっともなんだけど――


仮にも私に好意を持ってくれているワケだから、自分以外の人間の肩を持つような行為は不愉快だとは思う」






『私に好意を持ってる』なんて、言った後随分うぬぼれた発言だったと後悔した。






「だけど、私は実に対して復讐しようとか思ったこともないし、ましてそれを立花さんにお願いするなんてありえないし……」





「綾、何勘違いしてんの?」






一歩、また一歩と私に近づいてくる立花さん。
私も一歩、また一歩と後退する。






「俺は、お前を助けたいって思ってるだけで、お前の元旦那のことなんてどうでもいい。ここだって、住むトコ変えなきゃ始まらないだろ?

俺不動産関係強いし?ちなみに、ここもウチの所有マンションだから綾には家賃『オマケ』してあげられるし」





「……あ、えっ?」

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