恋愛のやり直し方
「センセーの趣味って、悪くないですか?」



手元のグラスを見ながら竜君が溜息と共にそう言った。




「まぁね。でも、毎回違う人な気がする。だから、先生が選んでるって言うより向こうから飛び込んできてるんじゃないかなぁ?って気がするんだけど」




「そんなもんですかね?」



「どうだろうね?」





ココに来て、友田直樹が連れてきている女の人を見かけたのは、あの時の1回だけ。
凄く派手な人だったけど、あの日の香りはあの時だけだった。




まぁ、どんな人を連れて来ていても、私には関係ないけど。




「それより、竜君の仕事って先生に書いてもらうことじゃないの?このひと月かいてるところ見たこと無いんだけど?」


「そうですか?言われてみれば綾さんが来てからセンセー書いてないかも」
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