不思議な“キツネ”ちゃん

葬式の次の日からは。


お父さんとお母さんの言葉に甘えて、

未来を預けた。



私はまだ、中学3年だから。


学校があるから。





きっとそう思ったんだとおもう。












でも。




私にとっては京が居ないとダメで。



毎日京のお墓の前で泣いた。


未来には毎日会いに行ったけど。

他の時間はすべて。



京のお墓の前にいた。

< 66 / 163 >

この作品をシェア

pagetop