ダ・ル・マ・さ・ん・が・コ・ロ・シ・タ 【完】
「と、とにかく! 帰ってくれないか? 由香里はお前らみたいなのと関わるような子じゃないんだ」
「お前ら?」
「みたいな?」
興奮のあまり言葉を選べず、どうやら地雷を踏んだらしい。
金髪の男は、さらに顔を近付け威嚇する。
「オイ! その引っついてる女も、まとめて犯してもいいんだぞ? コラ゛ッ!」
吐く息は酒臭く、正論など通用しそうになかった。
彼に続き、他の男たちも立ちあがる。
「敬太……」
沙奈は俺の襟をつかんで怯えていた。
……ヤバイ。
相手は4人、沙奈と由香里を守るのに俺ひとりじゃ、あきらかな劣勢。
絶体絶命の修羅場はすぐそこ。
「とりあえず、コイツをボコッてからだな」
「あぁ」
「おう」
「ッ……」
そのとき!!