夏の桜が咲く。
それから他愛もない話をしながら
私の家についた。
あまり広くない平屋
そして何より古くてボロい。
見られるのが恥かしい
「ここ私の家なんだ、ボロいよね」
「そんな事ないよ?
それより いつ書いてくれるの?」
気にしてない素振りなのか
話しを逸らしてきた
「いつでもいいよ?」
「なら明日ぁ…って明日学校終わるのおせぇもんなー…」
腕組みをして 悩むポーズをしている
「もし今 時間あるなら
書くよ?」
「マジ⁇今まだ5時だし
全然あるある!」
「なら書くよ。 そこの広場で
待ってて 画材とってくる」
私は家に帰って
荷物をとってきた。