イジワル王子と屋根の下



「……」



またあいつは…何してるんだよ!!

酒弱いなら見栄張って飲むんじゃねーよ!



はぁ、と溜息をひとつついて俺はその姿へと近付く。



「梨沙」

「…?あ〜…しゅん〜」

「わっ!水谷さんの彼氏さん!」

「こんばんは。すみません、またご迷惑かけて…」



二人からその体を受け取り、梨沙を支えながらにっこりと笑ってみせる。



「こっちこそごめんなさいねぇ、こんな時間まで連れ回しちゃって」

「いえ。どうせ僕も今日は残業でしたから…梨沙の相手してもらえて助かります」

「あらやだ!本当イケメン!」



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