イジワル王子と屋根の下



「…すごーい、今の人格好良い…まるで王子様みたいだったよねぇ。いいなー!素敵!」

「…そ…そうだね…」



何も知らなければ、私だって宮本さんと同じようにキャーキャーとはしゃぐだろう。

けど、全て分かっているだけにそんな気持ちには微塵もなれない。



王子様?いや違う。

あれが奴が社会人として暮らせる理由…

ただの猫かぶりの腹黒男!!!





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