CINDERELLA STORY~貴方に巡り会えた奇跡~
藤田信子さんの事を言うべきか‥‥
私は俯きながら、篤人に何て話せば良いか考えていた
「瑠璃?」
優しく名前を呼ぶ篤人
その声を聞いたら、俯いていた顔を上げるしかない
そして再び篤人と視線が合ってしまう
「もしかして俺がサッカーをした事に怒ってる?
話してくれないと瑠璃が何を考えてるか分からないよ
俺の事が嫌いになった?」
「別に怒ってないよ!!
サッカーをしてる篤人の事も好きだし、篤人を嫌いになる訳ないじゃん!!
ただ‥‥」
「ただ?
ただ何?
嫌いじゃないなら、何で一人で帰ろうとした?
瑠璃は俺と一緒に居たくない訳?」
「い、一緒に居たいよ!!
ただ私は‥‥篤人の事を何も知らないし、これから知っていければ良いって思ってる
それに私が一人で帰るって言おうとしたのは、篤人にとっても久し振りに友達と会いたいだろうなぁ~って考えただけで、特に深い意味はないの
でも、いくら同級生でサッカー部のマネージャーだった人だったとしても、篤人にベタベタと触っている藤田さんの姿は嫌だったし、藤田さんに篤人とは不釣り合いとか言われるのは悲しかった‥‥」
「それって、つまり嫉妬したって事?」
ハッキリと嫉妬って言葉を篤人に言われた瞬間、私は恥ずかしさから顔が赤面するのが分かり、慌てて篤人から視線を逸らして俯いてしまったのだった
本当は、藤田さんの事なんて口にしたくなかった
でも篤人は疑問を流すって言うか、私みたいに溜め込んでしまうようなタイプとは違って追求するタイプらしい
心の中の最も大事な部分って言うか、気持ちの核心をズバリと突いてくるって感じって言うのかな?
嫌いとか、一緒に居たくないとか、そう言うのってなかなか言ったりするのって難しいけど、篤人は当たり前のように聴いてくる
私は、どっちかって言うと言いたい事の半分は言えず、不安になっても言葉にするのが難しくって言えない方だ
不機嫌になってる篤人を目の前にして、どうしたのって言えたら気持ちが楽になるのは分かっていても、それでも篤人に聞く事が出来なかった
「瑠璃?」
不意に優しい篤人の声が聞こえるが、恥ずかしさから顔を上げる事が出来ない
きっと今の私は、顔が赤くなってる
火照っている顔が自分でも分かるから‥‥
「瑠璃?
こっちを向いて?」
ダメダメ!!
絶対にダメぇ~~~!!
そう心の中で叫んでいたら、私の顔に篤人の手が伸びて来た
イヤイヤっとばかりに顔を左右に振って見せるが、ちょっと強引までに両頬を掴まれた私は、嫌でも篤人と視線が重なり合ってしまう
私は俯きながら、篤人に何て話せば良いか考えていた
「瑠璃?」
優しく名前を呼ぶ篤人
その声を聞いたら、俯いていた顔を上げるしかない
そして再び篤人と視線が合ってしまう
「もしかして俺がサッカーをした事に怒ってる?
話してくれないと瑠璃が何を考えてるか分からないよ
俺の事が嫌いになった?」
「別に怒ってないよ!!
サッカーをしてる篤人の事も好きだし、篤人を嫌いになる訳ないじゃん!!
ただ‥‥」
「ただ?
ただ何?
嫌いじゃないなら、何で一人で帰ろうとした?
瑠璃は俺と一緒に居たくない訳?」
「い、一緒に居たいよ!!
ただ私は‥‥篤人の事を何も知らないし、これから知っていければ良いって思ってる
それに私が一人で帰るって言おうとしたのは、篤人にとっても久し振りに友達と会いたいだろうなぁ~って考えただけで、特に深い意味はないの
でも、いくら同級生でサッカー部のマネージャーだった人だったとしても、篤人にベタベタと触っている藤田さんの姿は嫌だったし、藤田さんに篤人とは不釣り合いとか言われるのは悲しかった‥‥」
「それって、つまり嫉妬したって事?」
ハッキリと嫉妬って言葉を篤人に言われた瞬間、私は恥ずかしさから顔が赤面するのが分かり、慌てて篤人から視線を逸らして俯いてしまったのだった
本当は、藤田さんの事なんて口にしたくなかった
でも篤人は疑問を流すって言うか、私みたいに溜め込んでしまうようなタイプとは違って追求するタイプらしい
心の中の最も大事な部分って言うか、気持ちの核心をズバリと突いてくるって感じって言うのかな?
嫌いとか、一緒に居たくないとか、そう言うのってなかなか言ったりするのって難しいけど、篤人は当たり前のように聴いてくる
私は、どっちかって言うと言いたい事の半分は言えず、不安になっても言葉にするのが難しくって言えない方だ
不機嫌になってる篤人を目の前にして、どうしたのって言えたら気持ちが楽になるのは分かっていても、それでも篤人に聞く事が出来なかった
「瑠璃?」
不意に優しい篤人の声が聞こえるが、恥ずかしさから顔を上げる事が出来ない
きっと今の私は、顔が赤くなってる
火照っている顔が自分でも分かるから‥‥
「瑠璃?
こっちを向いて?」
ダメダメ!!
絶対にダメぇ~~~!!
そう心の中で叫んでいたら、私の顔に篤人の手が伸びて来た
イヤイヤっとばかりに顔を左右に振って見せるが、ちょっと強引までに両頬を掴まれた私は、嫌でも篤人と視線が重なり合ってしまう