もっと傷つけばいい
「――ちょっ…ソウ…」

軽く耳を噛まれたとたん、ビクッとあたしの躰が震えた。

「――あっ…ソウ、ダメ…」

「――今度は、傷ついてよ」

ソウが言った。

「――えっ…?」

傷つく…って、えっ?

ソウの方に視線を向けようとしたら、
「優しくしないから。

だから、傷ついてよ」

「――えっ…ああっ!」

いつの間にか服の中に侵入していた大きな手に、あたしの行動を遮られた。

彼の指先が、胸の先を弄んだ。

「――あっ…んんっ、ソウ…」

酔ってるの?
< 107 / 140 >

この作品をシェア

pagetop