【完】ダンデライオン
私は、エルノのアッサリしすぎの返事に思わず固まった。
そして、気づいたら大声を出していた。
「えぇぇえええ!?あるの!?」
「うん。」
「お、おおお教えてくれるの!?」
「うん、良いよ……って、何でそんなにどもってるの?」
エルノがアッサリすぎて逆に激しく動揺する私。
私がどうして動揺しているのか、多分分かってないエルノ。
まるで噛み合わないコントのようだった。
「「ふっ……あははははは!」」
どちらから、というよりかは同時に二人して笑い出す。
エルノはツボにハマったのか、しばらく笑っていた。目元にじわりと涙が出ていた。