四竜帝の大陸【赤の大陸編】
「一緒……ずっと……どうすれば……生を……足す? 増やす? ……つな、げる? つなぐ………」
「? ハク? 何言って……?」
「……いや、なんでもない」
なんでもない?
んー、そうは見えない態度だけど、まぁ、やっと落ち着いてきたんだから、追求しなくてもいいかな……。
「りこ。……前にりこに我が“抱っこ”をしてもらってから、何日あいたか分かっているか?」
私の腕の中で、ハクの身体から徐々に震えと強張りが和らいでいくのを感じた……あぁ、良かった。
「え? わからない……あのね、私、捕まってから寝っぱなしだったみたいで日にちが……よくわかってないの。何日も眠ってたみたい。それって異常で変だけど、身体はなんともないみたい」
私はこうしてまた、貴方を抱きしめられる。
貴方が私を、抱いてくれるように……。
抱きしめあうと互いの想いが、触れ合う場所から染み込み混ざっていくみたい。
「ずっと、眠っていたのか? ……あぁ、なるほど、な……そうか。だからか…………りこ」
肥大と収縮を繰り返していた黒い瞳孔が。
徐々にその変化を緩やかなものに変え、落ち着き。
「我はハク、なのだ」
見慣れた状態へと、戻る。
「ハクちゃ……ん」
私の頬の上で強く握られていた小さな手が。
にぎにぎと、動き。
「りこの、ハク、なのだ……」
頬を撫でる。
「うん……うん、そう。貴方は、私のハク」
「りこがいてくれねば、我は“ハク”ではなくなる……我は、りこのハクでありたい」
労わる様に、ハクは私の頬を何度も撫でてくれた。
頬に添えられたにぎにぎ状態の手から伝わるのは、私を大切に想ってくれる貴方の優しさ。
「? ハク? 何言って……?」
「……いや、なんでもない」
なんでもない?
んー、そうは見えない態度だけど、まぁ、やっと落ち着いてきたんだから、追求しなくてもいいかな……。
「りこ。……前にりこに我が“抱っこ”をしてもらってから、何日あいたか分かっているか?」
私の腕の中で、ハクの身体から徐々に震えと強張りが和らいでいくのを感じた……あぁ、良かった。
「え? わからない……あのね、私、捕まってから寝っぱなしだったみたいで日にちが……よくわかってないの。何日も眠ってたみたい。それって異常で変だけど、身体はなんともないみたい」
私はこうしてまた、貴方を抱きしめられる。
貴方が私を、抱いてくれるように……。
抱きしめあうと互いの想いが、触れ合う場所から染み込み混ざっていくみたい。
「ずっと、眠っていたのか? ……あぁ、なるほど、な……そうか。だからか…………りこ」
肥大と収縮を繰り返していた黒い瞳孔が。
徐々にその変化を緩やかなものに変え、落ち着き。
「我はハク、なのだ」
見慣れた状態へと、戻る。
「ハクちゃ……ん」
私の頬の上で強く握られていた小さな手が。
にぎにぎと、動き。
「りこの、ハク、なのだ……」
頬を撫でる。
「うん……うん、そう。貴方は、私のハク」
「りこがいてくれねば、我は“ハク”ではなくなる……我は、りこのハクでありたい」
労わる様に、ハクは私の頬を何度も撫でてくれた。
頬に添えられたにぎにぎ状態の手から伝わるのは、私を大切に想ってくれる貴方の優しさ。