この未来を壊して下さい。【完】
「西條さん...
西條さんお昼です。」
クラスの目を気にせず私を起こす有野さん。
「おはよう」
「おはようございます。
あの、お昼どこで食べますか?」
周りでは“何あの子。西條に話しかけてるし。命知らず。”などなど、いろいろ言われているが、本人は全く気にしていない。
うん。やっぱりこの人まれに見る大物だ。
「あ、お昼ね。
あの木陰って暑いと思う?」
そう言って私が示したのは朝気になっていた木陰。