この未来を壊して下さい。【完】
別に争う相手いないし。と言いながら組長を睨んでいる。
「女は弱いから実施するんだ。決して跡取り争いを避けるためではない。」
負けじと言い返す組長。
「女は弱い?笑わせんな。
お前らは見たことあるのか。コイツはどこの誰よりも強い。
身体的にも精神的にも。
コイツに助けられた人は多い。それを知らないお前らに何がわかる。」
コイツと言いながら龍河は私を指さしている。
「......」
とうとう組長も言い返せなくなったらしい。
「じゃあ、交渉成立ということで、コイツはもらっていく」
そう言って龍河は私を翼龍のほうへと引っ張る。