この未来を壊して下さい。【完】
いや、この受け答えのどこにそんな要素があったのだろう。
でも、ちょうどいいかもしれない。
「だったら何?」
少し挑発気味に聞く。
「西條さんの両親の仕事がなくなっても知らないんだから」
そう言って笑いながら教室の外に出ていく彼女たち。
周りは次の標的にならないように彼女を追いかけて媚を売りに行く。
ばかばかしい。
「できるもんなら潰してみなさいよ。」
そう呟いた声は誰にも聞こえないまま消えていく。