こらしめ屋


家に着くと、私は急いで中に入りました。


家の中はやけに静かで嫌な感じがしました。



「未来!?あなた!?」



大声で呼んでも返事はありませんでした。



「未来ー!!あなたー!!
どこ!?」



嫌な予感は現実のものとなりました。

リビングから鉄の様な臭いがしたので、私はリビングへ急ぎました。



「……っ!!」



そこには真っ赤に染まった絨毯の上に横たわる、娘と夫の姿がありました…



「あなたっ!!?未来!?
嘘でしょ……?」



その後、救急車を呼びましたが間に合わず。

娘と夫は病院に運ばれる前に命を落としました。


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