雨の日に、キミと一緒に創るエロ。

 「オレ、女のコたちに傘貸してたの、完全に狙いなんだよね。  いつでも貸せる様にストック山ほどあんの。 で、返すついでに食べてもらう作戦。 親切心とかじゃ全然ない。」

 ワタシの質問の答えになっていない話をしだす白木氏。

 何?? シカト?? それとも日本語通じない?? 何故に自分の腹黒さを暴露した??  しかもワタシ、見事に白木の腹黒な策略にハマったし。

 「オレの顔って、割と女受けするじゃん??」

 白木氏、今度は自慢話をしたいらしい。 え??  何?? 壮絶に厄介。

 「金無くて、こんな裏道にしか店出せなくて、でもどうにかしてお客さん呼びたくて、この顔フル活用だよね」
 
 白木氏の話がどこに向かっているのかが全く分からない。

 「・・・・・・何が言いたいのでしょう??」

 「要するに、オレは自分のやりたい事の為だったら、何だって利用して、何にだって縋り付くって事」

 白木氏の野心は分かったが、

 「イヤイヤイヤ。 何が『要するに』なんだか分かんないんですけど」

 どこをどう要したらそうなるのかが分からない。
 
 「だーかーらー。 集客の為なら女に媚びだって売るし、オレの顔目当ての客も多少なりともいるから、お客さんの入りが悪い時はキッチンに入るのを我慢してホールにいるの、オレは。 形振り構ってカッコつけてる場合じゃねぇっつー話。」

 どうやら白木氏は、シゴトを選り好みしているワタシの事が癇に障ったらしい。
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