雨の日に、キミと一緒に創るエロ。
 
 「何そのウンコみたいなプライド。 だって描けないんだろ?? そんなんだからいつまで経っても『言うな!! その先言うな!! 泣くぞ!!』
 
 自分から問いかけておいて、白木氏の返事の腰を折る。

 しかも『泣くぞ!!』と言う前から既に泣いている。

 だって、白木氏の言わんとする事が分かっているから。

 『そんなんだから、いつまで経っても売れないんだよ』

 何で何の関係もないこの人に、そんな辛辣な事を言われなければいけないんだ。

 悔しさに奥歯を噛みしめていると、白木氏が立ち止まってこっちを見た。

 「オレにはよく分かんないけどさ、そっちの世界だって相当厳しいんだろ?? シゴト、貰えないヤツだっていっぱいいるんじゃないの?? シゴト貰えてるならさ、それで結果出して自分のやりたい事に繋げればいいじゃん。
 やりたくない事をすっ飛ばしたり、テキトーにこなしてるヤツが、やりたいシゴトにありつける様な、世の中そんな甘くない」

 白木の放つ言葉は、正論過ぎて反論の余地などなかった。

 ぐうの音も出ないワタシは、白木に腕を引かれながら、さっきまでパスタを喰らっていたお店に満腹状態にもかかわらず、再度入店するハメになった。
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