雨の日に、キミと一緒に創るエロ。

  目を血走らせた千秋がオレを見上げた時だった。

 
 どっかーん!!


 爆発音に近い雷が鳴ったと思ったら、ゲリラ豪雨。

 何このタイミング。

 一瞬にして2人共びしょ濡れ。

 「あぁ!! 何なんだよ!! 店戻るぞ!!」

 千秋の手を取ると、

 「いいよ、もう帰るから」

 千秋が・・・違う、コイツは千秋じゃなかった。 めんどくせーな、誰だよ、コイツ。

 名前も分からん目の前の女が、オレの手を払って帰ろうとした。

 「家どこだよ?! 風邪ひくぞ」

 「M町」

 女の言うM町は、徒歩では到底帰れない。

 「オマエ、そんなずぶ濡れで電車乗る勇気あんのかよ」

 「・・・・・・がんばる」

 女はどうしても家に帰りたいらしく、よく分からない頑張りを見せだした。

 がんばるって何だよ、このバカ女。

 今じゃねーだろ、頑張り時。

 他で頑張れよ、それこそ漫画とか!!
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