雨の日に、キミと一緒に創るエロ。

 「他の乗客の迷惑じゃ、アホ。 タオル貸すから、取り敢えず来い!!」

 再度女の手を掴む。

 「・・・まじで今日・・・ベッド・・・??」

 なかなか歩こうとしない女。

 何、嫌なワケ?? オレとそんなに寝たくないの??

 「・・・まぁ、見せらんないわなぁ。 なんかオマエ、だらしない身体してそうだし」

 何度もこの女に振られてたまるかと、さも女側に問題があるかの様な言い方をしてやった。



 「・・・・・・ムカつくなぁ。 ・・・・・・違うんだよ。 下着の上下が」

 ボソボソと小さな声で言い訳をする女。

 あぁ、確かに女の事情だな。

 ・・・つーか、ヤリたいんかい、コイツ。

 まぁ、こっちもそのつもりでしたけど。

 「・・・ちょっと待ってろ」

 この女に時間くれてやろうかな。

 走って店へ帰り、タオルとアパートの鍵を持って、通勤用MYチャリで女の元へ戻った。

 海坊主の様な姿になった女は、雨を少しでも避けようとしたのか、近くにあった街路樹の下にいた。

 が、暴風の為、街路樹の葉っぱは飛ばされ、全く雨宿り出来ていない。

 コントかよ。 やっぱりコイツは面白い。

 そして、雨に濡れた洋服からベージュと言うより、ラクダ色に近い何とも言えない色の下着が透け出している。

 コイツ、気抜き過ぎだろ。

 そもそも、どうしてその色を買ったんだよ。 良いと思って買ったんだよな??

 いちいちウケる。 イヤ、失笑。
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