マー君(原作)
とりあえず、これでいい。

今は様子見るしかない。

そう思いながらさり気なく受信フォルダーを見ると、そこには信じられない光景が広がっていた。

あのチェンメールが何通もあるのだ。

他の友達が送ってきた物が。

その数十一通。

全部クラスの友達からだ。

そう、送ってきたのは綾だけではなかったのだ。

皆このチェンメールを信じている。

やっぱり竹村君は――。

「雫! ごはんよ!」

「はーい!」

反射的に返事をする。

下の階から母親の声が聞こえた。

そう、このメールの恐ろしさは今日の惨劇を見た者しかわからないのだ。

例え、母親にこのチェンメールが送られていたとしても。

携帯をベットに置いたまま、とりあえず部屋を出た。

とにかく情報収集が大切だ。

それに休息も――。

そうして、雫は暗い部屋を後にした。
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