マー君(原作)
受信フォルダーを開く。
その手は微かに震えていた。
受信フォルダーを見た雫は思わず、声を漏らした。
「何、これ?」
受信フォルダーには同じタイトルのメールがずらりと並んでいた。
それらのメールには「FW」のマークが数え切れないほどついている。
全部あのチェーンメールだ。
雫はそれらを開かず、あるメールを探した。
そのメールはすぐ見つかった。
一つだけタイトルが違った。
助けて、と。
それは綾からのメールだった。
時刻はついさっきだ。
急いでメールを開く。
その間、雫は明かりをつけるのも忘れ、ベットの前で直立したまま携帯を睨んでいた。
綾のメールは以下のようだ。
――助けて、もう無理。あのメール送れない。皆からメールが送られてきて、もう無理だよ。何万人にメール送るなんて無理だよ。
もうだめだよ。
綾耐えられない、こんなの。助けて、もう死にたい……。あんなむごい死に方するなら、自分で死んだほうがマシ。
もう限界だよ――。
その手は微かに震えていた。
受信フォルダーを見た雫は思わず、声を漏らした。
「何、これ?」
受信フォルダーには同じタイトルのメールがずらりと並んでいた。
それらのメールには「FW」のマークが数え切れないほどついている。
全部あのチェーンメールだ。
雫はそれらを開かず、あるメールを探した。
そのメールはすぐ見つかった。
一つだけタイトルが違った。
助けて、と。
それは綾からのメールだった。
時刻はついさっきだ。
急いでメールを開く。
その間、雫は明かりをつけるのも忘れ、ベットの前で直立したまま携帯を睨んでいた。
綾のメールは以下のようだ。
――助けて、もう無理。あのメール送れない。皆からメールが送られてきて、もう無理だよ。何万人にメール送るなんて無理だよ。
もうだめだよ。
綾耐えられない、こんなの。助けて、もう死にたい……。あんなむごい死に方するなら、自分で死んだほうがマシ。
もう限界だよ――。