マー君(原作)
マー君の真の恐怖は人の多い所、そうこういう所で発揮される。
マー君ウィルス−−ここにいる何百という人々の中に感染者がいる確率は非常に高い。
そして最悪なのが、誰が感染者なのか検討がつかないことだ。
成幸は顔を上げたまま前方に見えてきた廃れたビルを見つめた。
あれが怪奇出版−−。
見た目は廃墟そのものだが、今頼れるのはあそこしかない。自分以外にもマー君の秘密を知る者しか頼れない。もはや友達も親も疑わしい。
感染しているかわからない以上、信じる相手は慎重に選ばなければならない。それにしても−−。
脚の付け根が痛むのを堪え、近づいてきた怪奇出版に歩を進める。本当はこんな所に来たくもなかったが、いくら電話しても誰も出なかった。
理想としては人気のない所であの記事を書いた人物と会いたかったが。
いったいこの会社は何をやっているのか? 本当に頼りにしていいものなのだろうか?
マー君ウィルス−−ここにいる何百という人々の中に感染者がいる確率は非常に高い。
そして最悪なのが、誰が感染者なのか検討がつかないことだ。
成幸は顔を上げたまま前方に見えてきた廃れたビルを見つめた。
あれが怪奇出版−−。
見た目は廃墟そのものだが、今頼れるのはあそこしかない。自分以外にもマー君の秘密を知る者しか頼れない。もはや友達も親も疑わしい。
感染しているかわからない以上、信じる相手は慎重に選ばなければならない。それにしても−−。
脚の付け根が痛むのを堪え、近づいてきた怪奇出版に歩を進める。本当はこんな所に来たくもなかったが、いくら電話しても誰も出なかった。
理想としては人気のない所であの記事を書いた人物と会いたかったが。
いったいこの会社は何をやっているのか? 本当に頼りにしていいものなのだろうか?