マー君(原作)
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一方、成幸もまたただひたすら走っていた。他にすることがないからではない。マー君信者に追われているからだ。
やはり予想通り、さっきの広場には何人もマー君信者、感染者が紛れていた。今広場を抜け、脇道に入ったが後方から複数の走る足音が聞こえる。
「な、なん、だよ! 僕がなんでこんな目にっ」
もともと運動は専門外なため、もう息が切れかかっていた。
全身から汗が吹きでて、心臓がドラムを打ち続けている。このままじゃあ捕まる−−。
恐怖心と緊迫感が自然と首を動かさせる。後ろを見ると五人の仮面をつけたマー君信者が、鎌を手に全速力で追い掛けてきている。
どうやらあの様子じゃ皆利害は一致しているようだ。
いい冗談だ。
道はいつの間に住宅街にさし掛かっていた。今は広い所にいる方が危険だった。
そのため、成幸は迷わず住宅街に向かって走った。車が走る道路を無理矢理横切る。もう立ち止まって車が過ぎるのを待っている時間もない。
一方、成幸もまたただひたすら走っていた。他にすることがないからではない。マー君信者に追われているからだ。
やはり予想通り、さっきの広場には何人もマー君信者、感染者が紛れていた。今広場を抜け、脇道に入ったが後方から複数の走る足音が聞こえる。
「な、なん、だよ! 僕がなんでこんな目にっ」
もともと運動は専門外なため、もう息が切れかかっていた。
全身から汗が吹きでて、心臓がドラムを打ち続けている。このままじゃあ捕まる−−。
恐怖心と緊迫感が自然と首を動かさせる。後ろを見ると五人の仮面をつけたマー君信者が、鎌を手に全速力で追い掛けてきている。
どうやらあの様子じゃ皆利害は一致しているようだ。
いい冗談だ。
道はいつの間に住宅街にさし掛かっていた。今は広い所にいる方が危険だった。
そのため、成幸は迷わず住宅街に向かって走った。車が走る道路を無理矢理横切る。もう立ち止まって車が過ぎるのを待っている時間もない。